こんにちわ!
最近急激に寒くなり、南国に行きたくて仕方がない、
パーソナルジムBETWEEN の代表TR櫻井です!
さて今日は前回の続きです。
コロナに負けないように体を動かしましょう!というところで終わりました。
▽復習
・コロナによって体を動かす機会が激減している。
・適度な運動で免疫力が高まり、コロナの感染・重症化のリスクが減る。
・身体の老化のスピードが早まっている。
↓
『体を動かしましょう!』
という分かりきった終わりでした。
今日ご紹介するのはファーストステップ。
歩きましょう
これが答えです。
は?それだけ?と思いましたよね?
安心してください。その声聞こえてます(笑)
ちゃんと分かりやすく説明します。
まずは免疫について知ろう
免疫=病気から体を守る機能
大きく2段階に分かれていて、第1段階として粘膜免疫(局所免疫)があり、第2段階に全身免疫があります。
粘膜免疫は、粘膜において病原体の侵入をブロックするバリア機能であり、全身免疫は侵入後の病原体を発熱や下痢などで抵抗・排除する機能です。
近年の研究では『SIgA=分泌型免疫グロブリンA』という抗体の一種が注目されています。
粘膜表面で病原体や毒素に結合し、それらの機能を無効化することによって、私たちの身体を守っています。
つまりこのSIgAの分泌が多いほど免疫が高まると思ってください!
どうすればSIgAが増えるか?
こんな実験があります。
70歳台の高齢者における1日の歩数とSIgAの分泌量の関係を調査しました。
3,000歩/日のグループと7,000歩/日のグループではSIgAの分泌量に明確な差が確認でき、歩数が多いグループの方がSIgAの分泌量が多い結果となりました。
また、歩数が多いグループでは中等度の活動量になっている時間も長く、1日の歩数が多い人は歩くのが早い、または一定以上の強度での運動を習慣化していることが示唆されました。
以上のことから、まずは歩きましょう!!1日の歩数を増やしましょう!!
歩くことが免疫の向上に繋がります。
さらに、自重トレーニングや簡単なエクササイズだけでも継続している人の方がSIgAの分泌が高まることも証明されています。
余談ですが、最近また新たな株の「オミクロン」が流行していますね。
ウイルスも生き物ですから生きるのに必死でしょう。
あの手この手で変化して生き続けるのではないでしょうか?
事実としてインフルエンザは毎年流行しますよね?
SIgAは今後の変異株の侵入も防いでくれる可能性があるといわれています。
つまり、コロナウイルスがどんな変異をしようとも、ちゃんと運動して免疫を高めておけば怖くないということです。
ちなみに私も歩くようにしています。
私歩くことがとても嫌いです(笑)
それでも日々歩きます。
例えば1.5kmであれば電車を使わず歩くようにしています。
エスカレーターを極力使わず階段を使います。
#脚のトレーニングをした日は除きます。
結論:日常の歩数が多い方が、免疫機能が高い
日常生活での歩数を増やす。歩くときは速歩きを心がける。
また、激しい運動の直後は免疫機能が一時的に下がるため、マスクや手指消毒を心がける。
パーソナルジムBETWEEN 代表TR 櫻井
中京大学スポーツ科学部卒 / 大手パーソナルジム勤務 / パーソナルジムBETWEEN設立