体重が減らなくなる原因と解決策

皆様こんにちわ!

パーソナルジムBETWEEN代表TRの櫻井です!

今日は「体重が減らなくなる要因と対策」についてご説明していこうと思います。

ダイエットを進めていると、初めは順調に体重が落ちていたのに、突然止まってしまったということはよくあります。

これがいわゆる「停滞期」です。

停滞期は誰でも起こりうる現象ですので、まずはいくつかの原因をご説明していきます。

停滞期の原因

①ダイエットに体が適応してくる

ダイエットをしていると、カロリーがこれまで摂っていたカロリーよりも低くなるのは当然のことです。

例えばいつも1日2500kcal食べていた人が、ダイエットで1500kcalに制限すると、1000kcal分消費することができます。

人間の体には「恒常性(ホメオスタシス)」という機能が備わっています。

恒常性とは、体の状態を一定に保つ機能のことで、要するに低カロリーの状態に体が慣れてしまうことです。

低カロリー状態に体が慣れてしまうと、必要以上にエネルギーを消費しなくなるため、消費カロリーが減ってしまいます。

こうして摂取カロリーを制限しても、エネルギーが消費されず体重が減りにくくなってしまいます。

②消費カロリーが減るから

これは①とは別の理由です。

一般的に体重が重い方が、基礎代謝や運動による消費カロリーが高いと言われています。

体重60kgと80kgとでは、当然体を維持したり動かすためのエネルギー量は違います。

ダイエットが順調に進み、体重が減っていくと、それに伴って消費カロリーが減ってしまうのは当然の現象と言えます。

消費カロリーが減っていくので、初めのうまく体重が落ちていた時のペースは、方法を変えない限りは次第に落ちてしまいます。

③チートデイの頻度が多い

糖質制限中にも関わらず、少しならいいかと糖質の入ったものを食べてしまったり、

1kg減った自分へのご褒美として好きなものを食べたりと、

ことあるごとにチートデイを設けてしまうパターンです。

チートデイとは、目標を達成したときや、停滞期を打破するためのものなので、

無闇に取り入れるのはただ好きなものを食べているだけに過ぎません。

停滞期になったら行うこと

①チートデイを入れる

チートデイとは定義は様々ですが、一言で説明すると、「好きなものを食べていい日」です。

ダイエット中は脂質か糖質を制限することが多いので、チートデイだけは制限なく好きなものを食べていただけます。

チートデイには明確なメリットがあります。

チート=騙すという意味があり、恒常性により食事制限に慣れた体をあえて「ダイエットしてないよ」というように騙して、通常の代謝に戻してあげます。

通常の代謝に戻った体は、また食事制限を行うことで、うまく減量できるようになります。

チートデイのペースは2週間に1回~月に1回のペースが目安とされ、減量が停滞してきたなと思ったら入れるのがおすすめです。

モチベーションを保つために「この日にチートデイを入れる!」と先に決めておくのもいいでしょう。

②運動量を上げる

ダイエットを進めていくと、運動のレベルもアップしていきます。

今まで運動を全くやってこなかった人がトレーニングを始めると、スタートした段階では比較的筋肉が付きやすく、脂肪も燃えやすくなります。

しかし、数ヶ月もするとその運動にも徐々に慣れ始めるため、同じ運動では消費カロリーが少なくなっていきます。

そんな時は、ウェイトを重くしたり、HIIT(高強度インターバルトレーニング)を入れたりと、トレーニングのレベルを上げていきましょう。

消費カロリーも増えるだけでなく、体のパフォーマンスもアップすることで、トレーニングの質も向上していきます。

まとめ

以上減量中に体重が減らなくなる要因と対策についてご説明しました。

停滞期はほとんどの人がぶち当たる壁です。

減らなくなったと焦らずに正しい方法で解決し、減量をうまく進めていきましょう。


三重県桑名市にある、運動を習慣にできるパーソナルジム

代表トレーナー 櫻井樹

執筆者:between-kuwana