筋肉は脂肪に変わるのか?

皆様こんにちわ!

アレルギー検査をした結果、スギとヒノキにビンビンだと判明したパーソナルジムBETWEEN代表TRの櫻井です!

#今年から3年がかりで本格的に治療します

さて本日は「筋肉は脂肪に変わるのか?」について綴っていきます。

脂肪は筋肉に変わるか?も同じです。

変わらない!

結論、絶対に変わりません。

#都市伝説

なぜならそもそも組織として全く異なるからです。

鶏肉がオリーブオイルに変わるくらいあり得ません(笑)

筋肉

タンパク質から成ります。

筋肉の繊維が収縮することで体を動かし、コントロールする役割があります。

脂肪

脂肪の大半は中性脂肪で、脂肪酸とグリセリンから成ります。

体の保温や外的要因から体・内臓を保護したり、エネルギーを貯蔵する役割があります。

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このように、そもそも組織も役割も全く異なります。

そのためお互いに変化することは決してありません。

ですが、いまだに「運動をしなくなって、筋肉が脂肪に変わった」という声が後を断ちません。

おそらく

①筋肉が落ちる

②代謝が落ちる

③脂肪がつきやすくなる

こうした流れをひとまとめにして「筋肉→脂肪になった」と感じてしまうのかと思います。

厳密には筋肉が落ちたことによって、脂肪がつきやすくなったということになります。

筋肉の増え方

基本的には「筋肉が増える」ということは、筋繊維1本1本が太くなることを差します。

筋肉とは筋原繊維という繊維から構成されていて、その1本ずつが集まり筋肉を形成しています。

筋繊維の本数は生まれつき決まっていて、数が増えることはありません。

トレーニングや運動をすると、筋肉がダメージを受けます。

ダメージを受けた筋肉は前よりもさらに強くなろうとし、ダメージを受けた部分を補修しようとします。

この時に「タンパク質」が必要になります。

修復された筋肉は以前よりも頑丈に作り直され、筋繊維の1本ずつが太くなります。

これが「筋肉がつく」ということです!

ダメージ→修復→ダメージ→修復・・・を繰り返すことで、筋肉が大きくなっていきます。

脂肪の増え方

体には、飢餓に耐えられるようにエネルギーを脂肪に蓄える仕組みがあります。

エネルギーとは一般的にカロリーのことで、炭水化物・タンパク質・脂質があります。

食事から摂取したエネルギーを筋肉や肝臓にも多少は蓄えられますが、その量はごく僅かであり、消費できなかった分を脂肪に貯蔵します。

3,000kcal分を食べて、2,500kcalしか消費できなかったとすると、約500kcalが脂肪に変換されます。

脂質が脂肪に変換されると思いがちですが、エネルギーを持つ炭水化物やタンパク質も過剰に食べれば、当然脂肪になります。

まとめ

ここまでくるともうお分かりですよね?

筋肉と脂肪は全く異なる組織なので、互いに変化することはありません。

都市伝説には惑わされず、まずは筋肉を落とさない努力をしましょう!

そうすれば脂肪がつきやすくなることはありません。

トレーニングを習慣にすることが大切です!


パーソナルジムBETWEEN 代表TR 櫻井樹

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執筆者:between-kuwana