みなさまこんにちは!
GoodLife Fitness代表の櫻井です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今回のテーマは最近流行りのファスティング。いわゆる断食です。
会員さまにもファスティングっていいの?痩せるの?とご質問をいただきます。
今回はファスティングについてご説明していこうと思います。
なお、ファスティングについては様々な意見があり、あくまで櫻井個人の見解としてご理解ください。
ファスティングとは?
ファスティングとは、一定期間食事を摂らずに過ごすことを指します。
食事を控えることで、消化や吸収を抑えて内臓を休ませます。その結果、体内のリセットや腸内環境が改善されると言われています。
食事量も極端に減るため、体重を減らす効果もあります。
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ファスティングには、準備期・ファスティング期・復食期の3つの期間があり、16時間~5日まで目的に応じて期間が異なります。
ファスティングで痩せる?
ファスティングを行うと、極端に食事量が減るため体重が落ち、痩せたように感じます。
しかし、その落ちた中身はほとんど筋肉と水分であることが多いです。
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糖質1gにつき水分3gが吸着します。糖質を1g摂ると体重は4g増えるということになります。
毎日糖質を250g摂っている人が、ファスティングで全く糖質を摂らないとした場合、糖質250g+水分750g=体重1kg減ることになります。
全く食事を摂らず体のエネルギー(糖質)と水分抜けるだけで、体重が約1kg減ります。
しかし体重が減っても脂肪が減っているわけではありません。
痩せることの定義は体重が落ちることではなく、脂肪が落ちることです。
したがってファスティングではダイエット効果はそれほど見込めません。
その他のデメリット
①腸内細菌の働きが悪くなる
私たちの腸にはたくさんの細菌が生息しています。細菌の役割は、消化・吸収できなかったものを栄養源として酢酸・酪酸・プロピオン酸などを作っています。この3つの酸は短鎖脂肪酸と言われ、有害な菌の繁殖を抑制したり、善玉菌を増やしたりします。
つまり腸内細菌は腸内環境を整えてくれています。この細菌の栄養源は私たちは食べた食事です。
ファスティングによって食事を断つことは、細菌への栄養を断つことを意味します。その結果、細菌の働きも悪くなる可能性があります。
②リバウンドしやすい
食事を断つということは、胃の中は空っぽになり一時的に飢餓状態になります。簡単にいうと、体内が「早く食事をよこせ!!」という状態になっています。そんな状態で食事を再開したらどうなるでしょうか?
当然めちゃくちゃ吸収します。
いつも以上に吸収するため、過剰なエネルギーは脂肪として体内に貯蔵されます。
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③筋肉が分解される
食事からのエネルギー摂取が制限されるため、体を動かすために筋肉を分解してエネルギーを捻出する場合があります。たんぱく質も不足するため、筋肉の合成も悪くなります。
トレーニングをハードにしている人や体を動かす仕事をしている人は、著しく筋肉が落ちる場合があります。
まとめ
私個人の見解としては、ダイエットのためのファスティングは全くおすすめしません。
空腹のストレスも溜まり、結果としてリバウンドを招くでしょう。
実際にファスティングをしたお客様が、1週間で体重が3kg減っていましたが、このうち筋肉が2kgも落ちていました。ちなみにこの2kgの筋肉を取り戻すのに2ヶ月かかりました。
それでもファスティングに興味がありどうしても行いたい方は、専門家の指導のもと行うといいと思います。
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